2010年09月04日

 昨日の続きで

 
今日もパワー管の吟味をしました。
 
  
2203にGE 6CA7載せてちょっと大き目の音量で鳴らしたら、
スンゲェ良い音!ヽ(´▽`)ノ
でも、ライブ用のアンプって位置付けだし少々勿体無い。

で、Ei 6CA7を載せてみた。
これまた良い音!\(^o^)/

ん〜。
2203用にJJ/TESLAブルー管2セット(8本)も買ってあるのに…
こんな管他のマーシャルには分不相応だから絶対使わないもんなぁ。
┐(´ー`)┌

と、もう一度6CA7で慣れた耳でブルー管を聴いてみる。
…全然OKじゃない?(^o^;
そりゃフルドライブくれたらビーム管に比べて腰砕けな感じは出るものの、
ライブでのセッティングは決してフルドライブじゃないし。
十分でしょう!(^o^


とは言っても、ビーム管2種類の音はさすがにグレード高い感じ。
何よりレンジが広くなるんで、トーンコントロールツマミの可変幅が広がる。
「マーシャルのトーンってこんなに可変幅あったっけぇ?」
って思うくらい。(^ ^

まぁでも、SPケーブルとの兼ね合いやエフェクターの供給電圧でいろんな所を
カバー出来ちゃうんで、結局「大差無い」所まで持ってけちゃう。
ライブ用なんでこんな事やるだけムダ。
でも、やったから答えが見えたんだし、結果オーライでしょう!(^ ^

リイシューの基本音色もこれで決まったし、アンプ、足元周りももうこれでOK!
あれこれ悩む必要無し!
後は、現場での微調整を素早く的確に出来るかどうか…
とどのつまり、これですか…
(^o^;;;


そうそう、2203手に入れた当時のセッティング思い出したんで、
それでも音出してみた。
Pres:3、Bass:6、Mid:フル、Tre:4、Master:任意、Pre-Amp:フル。
当時はT.C.2240(2chパライコ)か何かでブーストしてたと思う。
今日はブースト無しと、RUBYでのブーストで弾いてみた。
なぁ〜んだぁ、当時からマトモな音、出してたんじゃん!アタシぃ。
ヽ(´▽`)ノ

今日思ったんだけど、意外とマーシャルのトーンコントロールって
可変幅あったんだね。
メンテされてない個体を弾いて
「マーシャルってトーンはほとんど効かないから」
って思ってる人が多いのも知ってるし、
「いや、そりゃメンテされてないだけで、ホントはちゃんと効くよ」
ってのも知ってるんだけど、そのイメージより更に良く効く感じがした。
未だに発見があって楽しい。\(^o^)/



**********



今日はオマケでリイシューのペグ穴径広げもやりました。
ついに木工もかぁ?(^m^

リイシュー…
さすがに今のヒスコレほどの精度ではレプリカされてないんですね。
ヘッドの形は微妙に違うわ、ペグの位置も全体的に微妙に上寄りだわ…
オマケにペグ穴は、クルーソンに替えるのに、
疑わずコンバージョンブッシュをハメようとしたら、
これまた微妙に穴径が小さい。
┐(´ー`)┌ ダァ〜

昨日まで、クルーソンのノーマルブッシュに
テープを巻いて径を調整して使ってました。

ノーマルブッシュ

これが良い訳ゃない。
柔らかい物を間に挟んでるんですから、いわゆる防振材の
役目を果たしちゃってるはず。
もし、こんな所、微々たるもんだとしても、気分的に何かイヤ。(^ ^;
ってんで、リイシューのトーンをちゃんと仕上げられたら、
弦替えるついでにやろうと思ってたんですよ。

やっと今日出来ました。

…が、
エラく大変な作業になっちまいました。(^o^;;;
だって、プラモデルのバリをヤスリがけする程度でイケると思ってたら
大間違いで、かなり広げないと丸っきり入らない。
ドリルまで使って粗削りして、
半円のヤスリでけっこうな時間と労力でやりました。
明日は筋肉痛かも。(^ ^;
とは言っても、0.2〜0.3ミリ程度のはず、ギター用の材って硬いからねぇ。

まぁでも、ついでに指板をオレンジオイルでお掃除もしたんで、
気分的にはかなり晴れ晴れ。\(^o^)/
オレンジオイル付けると、ただのローズでもハカランダのように
黒っぽい深い色になるから好き。
スチールウールで指板全体を軽く磨くんで、
フレットもピッカピカになるから好き。(^o^

そんでもって、更についでに、テールピースもアルミの軽いのに
替えました。

全作業終わって弦を新しく張って、チューニングがてら生音でパラッと
弾いてみたら、お腹や左手掌に感じる振動は格段にアップしてました。
やっぱりねぇ〜。(^o^

拘らないなんて言ってたライブ用のリイシュー、
随分と拘って手を入れる結果になっちゃいましたねぇ。
f(^-^; ポリポリ
ま、気分良くライブ演奏が出来るためだから、良しとしますか!
\(^o^)/
もうこれでリイシューも完成だと思います。
バンドの中で弾いてみて、鳴りが増した事で倍音が増えて、
モグり気味になってたら、テールピースだけ戻せば良さそうだし。


録音はしなかったけど、今週も実りの多い週でしたぁ!(^o^
 
Posted by  Sam  at 00:36  | Comment ( 3 ) | TrackBack ( 0 ) | 真空管&木工
この記事へのコメント
>「マーシャルのトーンってこんなに可変幅あったっけぇ?」

ホント、ちゃんとメンテしてあるのは効きますよね。
それと更にレンジが広がるとトーンの効きも良くなるってことでしょう。

>現場での微調整を素早く的確に出来るかどうか

ホントねwコレって現場にヘッド持ち込むメリットですからね〜。
でなければわざわざ重い機材持ち込むことも無いですからね〜w

>ヘッドの形は微妙に違うわ、ペグの位置も全体的に微妙に上寄りだわ…

並べるとすぐ分かっちゃうのよね〜www
まさか並べて比べられるとは思ってなかったってこと???w

>かなり広げないと丸っきり入らない。

ボール盤があれば一発なんですけどねぇ…

手を加えたおかげでリイシュー気軽に使えていいじゃないですか!!
こういうの一本あると良いですよねぇホント!!w




Posted by  シュウ  at 2010年09月04日 11:27
◆シュウさん
>ホント、ちゃんとメンテしてあるのは効きますよね。

そうそう。
随分前にギタマガか何かのマーシャル特集で、とあるJ-Popユニットのギタリストが「ヴィンテージのマーシャルってトーンがどの位置にあってもあんまり変わらないですからねぇ!」なんて知ったかぶってた。
ちゃんとメンテもしてないのをヴィンテージって嬉しがってる程度のヤツが、誌上対談なんてエラそうにしてんじゃねぇよ!って思った覚えが…
(^m^


>それと更にレンジが広がるとトーンの効きも良くなるってことでしょう。

マックス値が上がるんで、その分可変幅が広がりますよね。
良く目盛りが12まであるヤツがあるじゃないですかぁ。
シュウさんツィードがそうでしたっけ?
GEにした時なんか、今まで10までで使ってたのが、12まで増えた感じになりましたもん。(^o^


>並べるとすぐ分かっちゃうのよね〜www
>まさか並べて比べられるとは思ってなかったってこと???w

グーとパーしか出来ないアメリカ人には「同じ」の範囲内なんじゃないですか?
( ̄▽ ̄;)
まぁ、ヴィンテージも並べるとそれぞれ全部違いますし。
でも、それは、年代による精度の違いなのかな?(^ ^;


>ボール盤があれば一発なんですけどねぇ…

あ、そういう機材があるんですね?
ホームセンターで電ドリの先に付けるリーマーみたいなのがあったんですけど、そこまで必要ないだろうと半円のヤスリだけ買ったら…
(^o^;;;


>手を加えたおかげでリイシュー気軽に使えていいじゃないですか!!
>こういうの一本あると良いですよねぇホント!!w

ですね。
まさに実験くん。
でも、メアリーやイングリッドと変わらないくらい手をかけたので、愛着も湧いて来てます。
これで狙った通りの音なんか出た日にゃ、LPCみたいにまた勿体なくなってライブで使えなくなったり?
( ̄▽ ̄;)
Posted by  Sam@管理人  at 2010年09月04日 14:00
そうだ!
もうリイシューとLPC、それぞれスタンダードとカスタムって色分けがちゃんと出来たんじゃないかな?
きっと今はカスタムの方がシャープな音になってるはず。
今までは逆だったけどね。
リイシューはちゃんとミッドが太い音になったんじゃないかなぁ?
またリイシューとLPCだけでも音録って比べてみますか!

今の状態のリイシュー、早くリハで音出ししてみたくてしょうがない!
(^o^
Posted by  Sam@管理人  at 2010年09月05日 03:30
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